コーチングとは何か知っていますか?
歴史を紐解くと、その語源はハンガリーの『コチ』産の馬車にあります。当時の人々にとって『コチ』とは「その人が望む目的地まで送り届ける手段」だったのです。そこから派生して、コーチングは「人の目標達成を支援する」という意味で使われるようになりました。
コーチングでは、目標達成のための手段として、模範解答を教えたり、何かしらのやり方・考え方を押し付けることはしません。複数の視点の中から、あなた自身が自発的に考え行動できるようサポートします。そこがうけ、日本におけるコーチングは、主にビジネス分野の人材開発手法として用いられ大ブームとなりました。しかし「現場で使えない」「行動や態度に変化が認められない」等々の声があがっているのも事実です。うまくいかない原因は色々あるのでしょうが、『理詰めで人は動かない』という点に目を向けないといけないのでしょう。人が自発的に動けるようになるためには、自身の本当の気持ち、感情や欲求をもとにしたモチベーション(動機)といった無意識を大事にしなくてはなりません。
そのために、当セラピールームでは、Points of You®という、イスラエルで生まれたコーチングの技法を取り入れ、現状を変えたい・目標達成したい・気づきを得たい方に取り組んでもらっています。また、個人でも複数人でも楽しむことができるため、アクティビティ・情操教育・こころメンテの一環として取り組むことも可能です。
Points of You®は、まずは、実際に体験をしてみないと面白さが分からないでしょう。
実はセラピスト自身も、最初は「タロットカードみたいで占いなの?」と感じていたのですが、やってみると実に面白い。普段使っていない脳の部分を刺激し、自分の中の迷いが晴れ行動指針が見えてくるのです。
Points of You®体験をした人からは「自分がこんなに話すとは思わなかったのだけど」「自分のことが分かった」「元気になった」という声を頂戴しています。
写真と言葉が印刷された65枚のカードを用いて、自身の抱えるテーマについて考えていきます。
やり方は簡単です。まず自分の気になるカードを選びます。目をつぶって選んでも構いません。そして、どうしてそのカードを選んだのかをセラピストに話すだけ。右脳が刺激され自身の深い部分に目が向いて、視点が拡がると共に、新しい行動を選ぶことができるように変わっていきます。また、カップルや友達でこのゲームを行った場合には 他者の価値観が分かり、より親しくなれます。
セルフコーチングをする(自分について考える)ために、33枚の写真と言葉カードや質問カードを無作為に選んでいきます。
一見すると占いみたいですが、選んだカード自体に特定の意味や解釈はありません。ただ、自分が何を感じ、何を考えているのかを見つめる作業を重ねていただく内に、今後どう行動するのが良いのかが自然と見えてくるのです。
この頭の中のモヤモヤしたイメージや考えが整理できる経験を、あなたと分かち合いたいと思います。