セラピスト紹介

セラピスト

恒松陽子(つねまつ・ようこ)

 

臨床経験

 精神科病院で20年勤務

 

ちょっとした日常

インドア派ですが、カメラは好きなので外に出ます。読書も好きです。子どもからボカロをよく聞かされています。まふまふさんが好きですが、最近は水野あつさんで癒されています。特技は、薪でお風呂が焚けます。

セラピストのイメージ写真

資格と所属学会

セラピストは、臨床心理士公認心理師ストレスチェック実施者Points of You®トレーナーの資格を保持しています。所属学会は、EMDR学会心身医学会箱庭療法学会になります。

 

臨床心理士は、指定大学院(もしくは専門職大学院)を終了し、(財)日本臨床心理士資格認定協会の試験に合格した心理専門職に与えられる民間資格です。臨床心理学(=心理的な問題を抱えている人の理解や援助を目的とする心理学の一分野)の知見を基に、こころのケアを行います。

 

公認心理師は、日本で初の心理職の国家資格で近年新設されました(平成29年9月公認心理士法が施行)。国民の心の健康の保持増進」に寄与することを目的とした資格で。様々な分野(=医療・教育・産業・福祉・司法)の専門家向けの資格のため、幅広い知識が求められます。

 

資格の有無で全てが決まる訳ではありませんが、資格には、その資質の向上を図るための研鑽が求められますので、セラピストを探す際のひとつの目安になると言えます。また、所属学会を見ることで何に詳しい専門家なのか事前に確認することができます。

経歴

1997年 福岡教育大学 教育学・教育心理学専修を卒業

1999年 熊本大学大学院 教育学研究科を修了

1999年 医療法人富尾会 桜が丘病院勤務

2019年 心理セラピールーム上通並木坂アスナサ開設

メッセージ

Kohji AsakawaによるPixabayからの画像 、阿蘇の日の出

当セラピールームの名前アスナサ』は、外国語のような響きですが、肥後弁の『明日の朝』からきています。

人は悩んでいる時、明日の朝が来るのが辛かったり不安だったりするものです。そういった時に、あなたの明日の朝が希望がもてるよう変わるお手伝いをしたいと思って命名しました。

 

その目標達成のため、セラピールームを開設する時は必ず箱庭を置こうと考えていました。それは、セラピスト自身が昔から箱庭が好きだったことと、熊本地震後に我が子が作った箱庭を見て衝撃を受けたからです。

当時セラピストは、地震後に病院内にできた臨時保育園の運営担当をしていました(熊本地震後は保育園も学校も休みになったため、子どものいる職員が安心して働けるように、病院内で子ども達を預かっていたのです)。その日の夕方、セラピストは運営日誌を書きつつ、我が子を病院の箱庭で遊ばせていたのですが、4年生の娘は迷路を作っていました。先行きが見えない箱庭だな、地震の影響があるのかなと横目で見ていたら、人形を指差して「あのね、この子いっぱい迷うんだけど、でもね、学校に戻るんだよ」と。ハッとさせられました。学校のオブジェはなかったにも関わらず、彼女には学校という彼女の日常が見えていたのです。当たり前の生活が戻ってくるのを信じている彼女のまっすぐさは、疲れたセラピストのこころを癒し、あと少し頑張ってみようとエネルギーがわいてきました。

 

あの日セラピストが何か言葉にできないものを得たように、セラピーを通して、あなたにとって何か必要なものを得られますように。