心理検査

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検査と聞くと、何だか難しく無機質で、あなたの個性を点数化して決めつけてしまうものに感じられる方もいらっしゃるかもしれません。もしくは、テレビや雑誌の占いを思い出して、あてになるものなのかと考えられるかもしれません。

 

当セラピールームで行う検査は、一定の理論や統計的分析に基づき作成された、医療や司法などで広く用いられているものです。 たとえば「この数値が高い人は、自他に厳しすぎてストレスをためやすい」「この人の得意・不得意分野はこれだ」 など、客観的なデータを手に入れ今後の対策を考えることができます。そのため、心理検査は、客観的指標に基づいて自分を判断したいという理性的な方に向いていると言えます。

 

ただし、検査は短時間で効率よく自分自身のことを理解しようとする道具ですから限界があります。たとえば、あなたのごく一部分しか分析できなかったり、正直に質問に答えることに抵抗がある場合は正確な結果が出ない可能性もあります。また、自分自身について受け止める心の準備ができていない段階で、結果を知ることで嫌な気持ちになるかもしれないため注意が必要です。

 

なお、他のセラピー途中で、心理検査があなたにとって必要だと思われる場合には、セラピストが受検をお勧めします。また、カウンセリングは必要なく、心理検査のみを受検したいということも可能です。


検査の流れ

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最初に、あなたが自分についてどのようなことを知りたいのかを話して頂きます。話を聞いたセラピストが、どの検査を行えば、あなたの現在の状況を明確にできるか、今後に役立つかを判断します(当日面談20分程度)。

続いて、検査実施です(検査実施時間は幅があります)。

検査後、日を改めて、セラピストが分析した検査結果のフイードバック面談を行います(後日面談30分程度)。

検査について

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検査にかかる時間は、検査の種類によって、また受検される方によって、10分~3時間と幅があります。そのため、場合によっては、日を分けて検査を受けて頂く場合もあります。また、検査用具の都合上、16歳以上の方を検査の対象にしております。料金等、詳しくは『受検の際の注意点』を、ご参照ください。

なお、発達障がいの検査を希望される方はこちらを、ご参照ください。

注意点

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心理検査は事前に検査の読み取り方を知ってしまうと、検査結果に歪みが生じるので、ネット等で勉強してから来室するのはおやめください。

また、自分の検査結果であれSNSにアップすることは、他の方のためにもお控えください。なお、当セラピールームは医療機関ではありません。そのため診断はいたしませんしかし、あなたの主治医宛に診断の参考となる資料を送付することができます。